助成金と補助金の違いは?

千代田区九段北の若手(30歳)社会保険労務士の神谷淳です。

先週末に前職の先輩の結婚式で福岡に行きました。
今回で福岡は3回目ですが、やっぱりいいところですね。人が暖かいしご飯もおいしいく、いうことないです。
早くまた行きたいです。

みなさん助成金と補助金の違いってご存知でしょうか?

言葉だけ聞くとあまり違いがないように感じますが、実際は全く異なったものです。

ちなみに、私は助成金をお手伝いもさせて頂いていますが、補助金をお手伝いはしていません。
助成金も補助金も必ずしも資格がなければ申請代行してはいけないものではありませんが、一般的に助成金は社労士で、補助金は中小企業診断士がお手伝いしていることが多いと思います。
助成金の話をしていると補助金の話にもなることが多いので、トータルでお手伝いしたい気持ちはあるのですが、今はそのご要望にお応えできていません。
なので、補助金の申請をお考えである場合には補助金の専門家をご紹介しています。
いずれは、トータルでサポートできたらと考えています。

さて、具体的に助成金と補助金の違いを説明し、私のお手伝いしている助成金は一体どんなものなのか説明していきます。
助成金の管轄は厚生労働省なのに対し、補助金の管轄は経済産業省になります。
助成金は要件を満たすことで助成されますが、補助金は経営計画を立て、その補助金をどのような目的で使用するために必要なのかまで問われます。

助成金の財源は雇用保険料です。雇用保険料は毎月支払われる給与に対し、ある一定の保険料率を乗じて計算された保険料のことです。雇用保険に加入していれば毎月控除しているはずです。
もちろん事業主も保険料を負担しています。保険料率は従業員よりも若干高いです。
また、助成金は返済不要で使途が自由です。この点は補助金と大きく異なる部分かと思います。

助成金はどのような場面で支給されるのでしょうか?

助成金のコンセプトは、「雇用安定」「能力開発」「両立支援」「雇用均等」にキーワードになります。つまり企業が行う「雇用を安定させる施策」に対し助成されます。

具体的にどのような助成金があるのかを説明すると大変な量になりますので、説明をご希望の場合はご連絡頂ければと思います。

神谷淳社会保険労務士事務所
代表  神谷淳

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